Sylfeedバージョン2.3リリース

Sylfeedバージョン2.3をリリースしました。

はじめに

今回のアップデートの目玉は購読フィードの追加・削除を可能にする「購読管理」機能です。また初期バージョンからの課題であった他のクライアントでの「すべて既読にする」の反映に対応いたしました。この二点によってSylfeedは完全なGoogleリーダークライアントとなりました。

また、外部のWebサービスや他のアプリに記事のリンクやタイトルを送信することができる「SendTo」機能、Safariで閲覧中のページや他のアプリでコピーしたリンクをSylfeedの内部ブラウザで表示させることができる「内部ブラウザ」機能拡張、この二つの機能によってSylfeedの可能性はさらに広がります。

もちろん、iOS6とiPhone5にも対応しています。iPhone5では4インチのスクリーンいっぱいに表示されますので、より快適に情報収集を行うことができます。

なお、前回のアップデートで告知させていただきました通り、今回のアップデートからはiOS5.1以上が必要となります。ご了承ください。

• 「購読管理」機能を追加
• 「SendTo」機能を追加（要アドオン）
• 「アプリ内ブラウザ」機能拡張を追加（要アドオン）
• 「Buffer連携」機能を追加
• 「すべて既読にする」の反映に対応
• その他多数の機能追加・修正

主なアップデート

「購読管理」機能を追加

「購読管理」機能では購読フィード（フォルダー・タグ）の追加・削除を行うことができます。詳しくは以下のページをご覧ください。
☞ 「購読管理」機能

「SendTo」機能を追加（要アドオン）

「SendTo」機能では、外部のWebサービスや他のアプリに記事のリンクやタイトルを送信することができます。詳しくは以下のページをご覧ください。
☞ 「SendTo」機能

「アプリ内ブラウザ」機能拡張を追加（要アドオン）

「アプリ内ブラウザ」機能拡張では、Safariで閲覧中のページや他のアプリでコピーしたリンクをSylfeedの内部ブラウザで表示させることができます。詳しくは以下のページをご覧ください。
☞ 「アプリ内ブラウザ」機能拡張

「Buffer連携」機能を追加

外部サービス連携に「Buffer」を追加しました。Bufferはあらかじめ指定された時刻にTwitter,Facebook,LinkedInに投稿するWebサービスです。
☞ Buffer公式サイト

「すべて既読にする」の反映に対応

これまではWeb版のGoogleリーダーや他の一部のアプリで「すべて既読にする」を実行した場合、Sylfeedで同期を行っても既読が反映されませんでしたが、これが反映されるようになりました。

その他の細かいアップデート

外部サービス投稿時のタグの絞り込みに対応

Evernoteや、はてなブックマークなどの外部サービス投稿時にタグをリストから選択することができますが、タグ入力欄に直接文字を入力することによって、それまで入力した文字でタグリストの絞り込みが行われるようになりました。

外部サービス投稿時に正式なURLに置き換えるように変更

フィードの配信元がFeedBurnerやRSS広告などを利用していると、http://feedproxy.google.com/… のようにURLが書き換えられるため、TwitterなどでシェアされたURLをクリックするとどこに接続されるのかが非常にわかりにくい状態になってしまっていました。そのため、リンクを投稿する際には正式なURLを取得して置き換えるように変更しました。

Evernoteの範囲指定クリップをオプションに追加

Evernote連携を有効にしている場合、記事のテキストを範囲選択した時にメニューに「Evernoteにクリップ」が表示されますが、Evernoteの「コンテキストメニュー」オプションでこれを無効にすることができるようになりました。

起動時の安定性を向上

まれに起動時にクラッシュしてアカウントが使用できなくなることがありましたが、これを改善しました。

バックグラウンド移行時の安定性を向上

まれにホームボタンを押してバックグラウンドに移行する時にクラッシュすることがありましたが、これを改善しました。

FacebookのSDKをアップデート

FacebookのSDKをアップデートしました。これによりFacebookの再認証が必要となります。

EvernoteのSDKをアップデート

EvernoteのSDKをアップデートしました。これによりEvernoteの再認証が必要となります。

さいごに

今回のアップデートでようやくSylfeedは完全なGoogleリーダークライアントとなることができました。しかしこれでおしまいではありません。まだまだ進化し続けるSylfeedをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

iOS6からはApp Storeで「いいね！」ができるようになりました。ぜひ「いいね！」を押してSylfeedを応援してください。

Facebookページの方もよろしくお願いいたします。
☞ SylfeedのFacebookページ